長野で生まれ、山に囲まれて育ちました。

医師になって出かけたヒマラヤの一人旅で、重い高山病の若者に接し、山岳医療への情熱が湧きたちました。今、山で人が死なないための活動をしています。

プロフィール

PROFILE

略歴

Biography

専門

Specialty

  • 日本循環器学会認定循環器専門医
  • 日本内科学会認定内科専門医
  • 日本体育協会公認スポーツドクター
  • 日本プライマリ・ケア連合学会指導医・認定医
  • 日本医師会認定産業医

役職

Position

  • 国際登山医学会副会長
  • 北海道警察山岳遭難救助アドバイザー医師
  • 富山県警察山岳遭難救助アドバイザー医師
  • 長野県山岳遭難対策特別アドバイザー医師
  • 全国警察山岳遭難救助アドバイザー医師
  • 文部科学省南極地域観測統合推進本部委員
  • 総務省消防庁消防大学校救助科講師
  • 公益財団法人日本山岳・スポーツクライミング協会医科学委員常任委員
  • 公益財団法人北海道体育協会スポーツ科学委員
  • 一般社団法人日本登山医学会理事

経歴

Career

  • 2010年 ウェブサイト(https://sangakui.jp)を開設し、低体温症国際ガイドラインを公開。
  • 2011年北海道警察山岳遭難救助アドバイザーに就任し国内初山岳救助への医療導入制度を実現。
  • 同年 札幌市の北海道大野病院(現北海道大野記念病院)にて登山外来を新設。
  • 2015年 全国警察山岳遭難救助アドバイザー制度運用開始
  • 同年 総務省消防庁救助技術高度化検討会委員(医療)
  • 2016年 全国高校体育連盟登山部「登山の医学」執筆
国内初山岳救助への医療導入制度による合同訓練(撮影:大城和恵)

山行歴

CLIMBING EXPERIENCE

1998年
2011年フランス
  • キリマンジャロ登頂
2008年
2008年カラパタール、ゴーキョ
  • カラパタール、ゴーキョ(エベレストの大展望で知られる頂き)
2009年〜
July
2009年マッターホルン、ラメージュなどヨーロッパでの登攀。
  • マッターホルン、ラメージュなどヨーロッパでの登攀。
2010年
April
2010年フランススキー
  • Grand Paradiso ski ascent and off(グラン・パラディゾ)
  • Valley Blanche ski(バリー・ブランシュ)
July
2011年フランス
  • Grand traverse of Matterhorn(マッターホルン)
2010年デナリ
  • 北米最高峰マッキンリー登頂(山頂よりスキー滑降)
2011年
Spring
2011年フランス
  • Classic NF of Tour Ronde (Ⅱ D.350m)(ツール・ロンド北)
  • Swiss Route. (Ⅳ,3.D+ 800m) The NF of Les Courtes(レ・クルト北壁)
  • Richard Cranium memorial (Ⅳ,5,5c. 800m) The NF of Les Droites(レ・ドロワット北壁)
  • Pellisier Gully (II, 4 M5+ 220m) South East Face Pointe Lachenal(ラシュナル・ピーク南東壁)
  • Perroux Gully (III, 4+, 5b 350m) Triangle du Mont Blanc du Tacul(トライアングル・デュ・モン・ブラン・デュ・タキュル )
  • Burnier Vogler Gully (III4, M4, 250m) The NF of the Aiguille du Midi(ミディ針峰北壁)
  • Goulotte Profit / Perroux (III 4, M5, 300m) The NF of the Cosmiques arete(コスミック山稜北壁)
2011年キリマンジャロ
  • キリマンジャロ登頂(2度目)
2012年
June
2011年フランス
  • Goulotte Charlet-Bettembourg.( D, 400 m) The NF of the Aiguille du Chardonnet(シャルドネ針峰北壁)
  • Traversee-classique, Domes de miage(ドーム・ド・ミアージュ)
2013年
2013年マナスル
  • 三浦雄一郎氏Everest世界最高齢登頂チームドクター/マナスル(標高世界第8位:8163m)登頂 (チームドクター)
2014年
March
2014年フランス
  • la pepite, NE face of Petit aiguille Verte(プチ・ベルト針峰北壁)ガイドブックに載っていないmodern route.
  • Le Fil a Plomb.(Ⅲ 4+.700m), NF of Rongon du Plan, The NF of the Aiguille du Midi(ミディ針峰北壁)秋から春までしか登れない.
  • M6 Solar.(Ⅲ M5+.200m), E face of Pointe Lachenal(ラシュナル・ピーク東壁)
  • Madness Tres Mince.(Ⅲ 5. 500m), NW face of Pre de Bar(プレ・ドゥ・バー北西壁)
2016年
March
2016年フランス
  • Star Academixte. M6. 250m EF of the Pointe Lachenal(ラシュナル・ピーク東壁)
  • M6 solar. Ⅲ M5+. 200m EF of the Pointe Lachenal(ラシュナル・ピーク東壁)
  • Modica-Noury. Ⅲ 5+. 500m EF of the Mont Blanc du Tacul(モン・ブラン・デュ・タキュル東壁)
  • Pinocchio.Ⅳ 6+. 450m. (thin ice, 3ピッチで敗退. ) EF of Mont Blan du Tacul(モン・ブラン・デュ・タキュル東壁)
  • Perroux Gully. Ⅲ 4+,5b.350m Triangle du Mont Blanc du Tacul(トライアングル・デュ・モン・ブラン・デュ・タキュル)
  • Chere Gully. Ⅱ 4. 350m NF of Mont Blan du Tacul(モン・ブラン・デュ・タキュル北壁)
  • NF of Pinte Lachenal 3eme(ラシュナル・ピー北壁)
  • Cosmiques Icefall. Ⅲ 5.200m. SE of Aiguille du Midi(ミディ針峰南東壁)
  • Vent du Dragon. NF of Aiguille du Midi (dryで敗退.)(ミディ針峰北壁)
  • Petit Viking.Ⅲ 4.500m. Pointe du Domino(ドミノ・ピーク)
  • Ravanel-Frendo.Ⅱ 5. 500m. Aiguille Carree(カレ針峰)
  • Claire Chazal. Ⅱ 4. 500m. Pointe Farrar(ファラーアー・ピーク)
May from April
チュクントレッキング(扇状に展開されたヒマラヤ襞の大パノラマへ。チームドクター)
  • チュクントレッキング(扇状に展開されたヒマラヤ襞の大パノラマへ。チームドクター)
2017年
March
2017年ヒマラヤ・ポカルデ
  • ‘Resurrection’, 330m, VII,7, M6+, NEF of Pyramide Du Tacul(ピラミッド・デュ・モン・ブラン・デュ・タキュル北東壁)
  • Surprise. EF of Mont Maudit(モン・モディ東壁)
  • NWF of Aiguille du Midi(ミディ針峰北西壁)
  • Battement de coueur. EF of Pointe Lachenal(ラシュナル・ピーク東壁)
May
エベレスト街道ナムチェトレッキング(チームドクター)
  • エベレスト街道ナムチェトレッキング(チームドクター)
June
  • NF of Grand Paradiso(グラン・パラディゾ北壁)
  • Les Contamines-Montjoie(レ・コンタミンヌ=モンジョワ)
  • La Villette(ラ・ヴィレット)
  • La Duchere(ラ・デュシェール)
  • Via Corda "Sur les sentes des Chamois" 600m
  • LO DZERBY/ Corma di machaby Settore Case Fara/ Arnad 300m(アルナド)
  • Cacao Gilrs / le Chatelard 250m(ル・シャトラール)
2018年
May
エベレスト登頂(北陸陵)
  • エベレスト登頂(北陸陵)
2019年
Jan
  • アコンカグア(6000m地点まで、チームドクター)

山岳医療情報

今、日本では、中高年層を中心とした登山者や、海外からの登山客が増加しています。又、海外への高所登山・極地嗜好も増加し、その機会も一般的になりつつあります。これに伴い事故件数は年々増加しています。山岳活動が増えるにもかかわらず、適切な医療情報はとても不足していると感じています。

私たちは山岳医療について理解し、実践する技術を身につけるためのファーストエイド講習会を毎年開催しています。

運営している「山岳医療救助機構」サイトでは講習会情報、山岳医療の国際スタンダード、新しい知見を世界各国から随時アップデートしています。

当サイトに是非お立ち寄りください。

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